伝説のヴィジュアル系バンドMALICE MIZERメンバーの現在と歴代の軌跡を徹底解説
1990年代のインディーズシーンから日本の音楽・ファッション界に衝撃を与え、独自の美学と劇場型ライブで圧倒的なカリスマ性を誇った伝説のヴィジュアル系バンド、MALICE MIZER(マリスミゼル)。クラシックとロックを融合させた音楽性や、フランス人形のような退廃的かつ優美なヴィジュアルは、今なお後進のアーティストや多くのファンに多大な影響を与え続けています。
本記事では、インディーズ時代から現在に至るまでバンドを形作ってきた歴代メンバーのプロフィール、それぞれの加入と脱退の経緯、そして2026年現在の活動状況に至るまで、知られざる歴史の真相を徹底的に紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:MALICE MIZERはManaとKöziを中心に結成され、インディーズ期からメジャー期にかけてメンバーチェンジを繰り返しながら伝説を築いた。
- 要点2:Gackt在籍時の全盛期からKlahaを迎えた第3期を経て、現在は個々のソロ活動やプロジェクトを中心にそれぞれの道を歩んでいる。
- 要点3:ドラマーのKamiの急逝という悲劇を乗り越え、現在もメンバー間の絆や当時の美学はファンや後世に語り継がれている。
MALICE MIZERの結成から伝説の始まり、そして歴代メンバーの足跡
MALICE MIZERは、1992年にギタリストのManaとKöziを中心に結成されました。「人間とは何ぞや?」という根本的な問いと、喜劇(Malice)と悲劇(Mizer)をバンドコンセプトに掲げ、独自の耽美的な世界観を構築していきました。初期はメンバーの流動がありましたが、インディーズ名盤となるアルバムを発表し、瞬く間にシーンの頂点へと駆け上がっていきます。
バンドの最大の特徴は、楽曲のクオリティの高さだけでなく、メンバー自身が演劇的な衣装やメイクをまとい、ステージ全体を一つの舞台芸術として昇華させた点にあります。インディーズ時代から熱狂的な支持を集めた彼らは、ヴィジュアル系という枠組みを超えた「モード」としての存在感を放ち、日本の音楽史にその名を刻みました。
初代ボーカルTetsuの存在とインディーズ初期の激動期
バンドの黎明期を支えた初代ボーカルがTetsuです。初期のインディーズアルバム『memoire』などにその歌声が収められており、透明感のある端正なボーカルスタイルで、MALICE MIZERの初期の耽美な世界観の土台を作り上げました。
しかし、音楽性の方向性の違いなどを理由に1994年に脱退。Tetsuの脱退はバンドにとって大きな転換点となりましたが、この出来事が結果的に次なる黄金期を呼び込む契機となります。Tetsuは脱退後もZIGZOなどで活躍し、その高い歌唱力はシーンで高く評価され続けました。
Gackt加入による全盛期の到来と衝撃の脱退劇
1995年、初代ボーカルTetsuの後任として加入したのがGackt(現・GACKT)です。彼の加入により、MALICE MIZERの人気は爆発的なものとなりました。中世ヨーロッパの貴族を思わせる圧倒的なルックス、甘美でありながら力強い歌声、そして類まれなパフォーマンス能力が融合し、バンドはメジャーシーンへと進出します。
1997年のメジャーデビューシングル「